一級建築士 【代表岩本が語る 不動産再生のコツ】
稼働率「98.9%」の全貌―IPO後3年間の稼働率・賃料推移を公開―

Column

最新となる2026年9月期 第3四半期の稼働率において、「98.9%」という高い水準を記録しました。
上場から3年が経過した今、これまでの稼働率や賃料の推移についてお話します。稼働率の推移を見ると、2023年9月期 第3四半期は、コロナ禍の影響もあり約96%からのスタートでした。その後、テレワークからオフィス回帰への動きが本格化したことなどを背景に、3年間にわたり98%前後と高い水準で推移しています。(表1)

▲表1
▲表1

昨今のオフィス市場では新築ビルの供給が減少する一方、スタートアップ企業をはじめとするオフィス需要は堅調で、今後もこの高い稼働率を維持できる可能性が高いと考えています。

この高稼働を維持できている背景には、当社の強みを生かしたエリア戦略と商品特性があります。現在、保有・マスターリースして1年以上稼働している物件(計43棟)は、全体の約50%が渋谷区、港区・目黒区がそれぞれ約20%を占め、渋谷区を中心としたドミナント展開を行っています。さらに、スタートアップ等の起業意欲が高いこのエリアにおいて、ニーズに合致する「20㎡~50㎡規模」のスモールオフィスを中心に供給しています。(表2)

▲表2
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また、稼働率の高さに加え、あわせて注目いただきたいのが「成約賃料」の推移です。賃料に関しても、この3年間で坪あたり約2.4万円から約2.8万円へと約16%上昇しました。(表3)

築年数が経った物件でも、その潜在価値を見出し、的確な企画・用途変更を行うことで、高い稼働率と賃料の両立が可能になります。

▲表3
▲表3

私たちは独自のエリア戦略と企画力をさらに進化させ、築古ビルの価値最大化に挑戦していきます。

*(注1)各表のデータは、2026年9月期(第3四半期)時点で開業1年以上を経過したML・保有物件43棟を対象に分析・算出した数値です。 

岩本  裕
一級建築士

1973生まれ、東京都市大学(旧武蔵工業大学)工学部建築学科卒業。新卒で入社した五洋建設では現場監督とアメフト選手として活動。その後マンションデベロッパーにて土地仕入から企画販売を一貫して経験。リーマンショックを契機に、不景気に強いスモールオフィスビジネスに着目し、2009年8月に当社設立、代表取締役就任。一級建築士の知識と運営経験を活かし、東京都心部において古ビルを有効活用する事で多くの不動産を再生。その実績は累計100棟に及ぶ(2024年7月現在)。2023年6月に東証グロース市場へ上場し、新たなステージで挑戦を続けている。趣味はパワーリフティング(ベンチプレスはMAX160kg)。

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