【代表岩本が語る 不動産再生のコツ】
リアルゲイトのドミナント戦略 都心部をより濃く攻める理由とは
Column
当社では現在、69件のプロジェクトが動いていますが、その内76％にあたる53件が渋谷・港・目黒区の3区での展開となっています。（23年3月末時点）今回は、当社のドミナント戦略についてお話しいたします。
▲リアルゲイト狭域エリア展開マップ
都心部を中心に展開する理由の一つに「マーケットの熟知」があります。既に運営している物件の近くで物件を開業することで、これまでの実績から確実な成約賃料を捉えた企画と事業計画が可能となります。
二つ目に「運営効率」です。当社の貸しオフィスは無人運営型が中心ですが、内覧時やトラブル対応など、日々社員が物件に往訪します。渋谷区の本社至近に物件がまとまっていることで、自転車を利用した巡回などもでき、効率的な運営が可能となります。
三つ目は「ビルが沢山あるエリア」であることです。私達の仕事は築古ビルを再生するという、人間でいえば病院のような側面も持っています。病院であれば、人口密度の高いエリアで開業した方が来院も増えるように、東京都心部はビルの密集地帯であり、築古ビルのストックが豊富にあります。
最後の理由は、「高く貸せるエリア」であることです。69件のプロジェクトの内、約40％の27件が渋谷区内での展開となります。渋谷区は、都心5区にある1フロア100坪以上のオフィスの稼働率、平均賃料と比較しても頭一つ抜けています。そのような渋谷区内での展開が当社は中心となっています。
今後も当社は、狭域エリアでより濃く展開を続けながら、運営物件の大型化や物件保有も増やしていく予定です。
また都心部以外においてもそれぞれのエリア特性を熟知し、建物の特性などうまく捉えて企画をすれば、十分商機はあると考えています。
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