Before After
恵比寿ガーデンプレイス内の新ランドマーク。
緑と光のゆとりの空間が広がるワークプレイス
あたらしい働き方にフィットするクリエイティブオフィス。
恵比寿の象徴的な商業施設として、新たに曜日や時間に捉われない賑わいを創出するためのクリエイター向けシェアオフィスやショールミングオフィスを中心に、地域住民や来街者も利用できるカフェ、イベントスペースで構成。「新しいライフスタイルの創造」と「地域コミュニティ活性化」の実現へ。
デパートの撤退により、新たな賑わいの創出するコンテンツが必要に
恵比寿ガーデンプレイスとしてのブランド名は浸透しているが、デパートの撤退により、認知性、集客力のあるリテールテナント・シンボルがなくなり、賑わいをつくるコンテンツが必要であった。とりわけ商業店舗のみだと平日日中帯に人が集まるコンテンツが少ないことや、ビジネスとして来訪するオフィスワーカーが、近隣の住民とともに滞在する機会や接点を創出することが大きな課題であった。施設内をただ動くのではなく、滞在してもらうためのゆっくり寛げるカフェ機能や大企業だけでなく、近隣住民やスタートアップなどが働けるフレキシブルなワークスペースなど時代の潮流に合った働く場所が求められていた。
シェアオフィスの展開で人流をつくり、新しいライフスタイルへ
レセプション付のクリエイター向けシェアオフィス「PORTAL POINT」を展開することで、平日日中帯にも感度の高いクリエイターやその関連企業の人達が集まるようになり、商業施設への人流も自然と作ることに成功。ただのオフィスではなく、働き方も含めてオープンに発信していくガラス張りのショールーミングオフィスは、閉鎖的になりがちなオフィス空間でも、道行く人との心身の距離感を縮めている。今までタワー棟の大規模オフィスしか選択肢が無かったところに、ベンチャー企業や近隣住民がシェアオフィスに入居することで、企業規模に関わらない、新しいビジネスコミュニティ形成を促進。
更に、ただの通路と休憩スペースであった、約300㎡のガラス天井に囲われた吹抜空間を「交流の中心地」=「COMMUNITY LOUNGE」として開放的な入居者用LOUNGEとしつつ、併設したCAFÉ「TEST KITCHEN」とともに、時には近隣に住まう人々も参加できるイベントを開催し、「職」と「住」の境界を曖昧にし、新しいライフスタイルと商業施設の在り方を実現している。
Before > After
Outline
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名称
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PORTAL POINT – Ebisu – / ポータルポイント恵比寿
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用途
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事務所・店舗・ショールーム・イベントスペース
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所在地
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〒150-6090
東京都渋谷区恵比寿4-20-4恵比寿ガーデンプレイス内 -
交通
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JR山手線「恵比寿駅」徒歩5分
東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」徒歩12分 -
竣工年
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2002年10月
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リノベーション竣工年
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2019年11月
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構造規模
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鉄筋コンクリート造
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クライアント
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サッポロ不動産開発株式会社
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貸主
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株式会社リアルゲイト
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ビジネスフォーム
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マスターリース
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運営延床面積
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2,549.84㎡
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公式サイト