【代表岩本が語る　不動産再生のコツ】
「唯一無二の空間をつくる」リアルゲイトの企画・運営体制について

今回は、都心部を中心に65棟以上の不動産再生を行う当社の企画・運営体制についてお話したいと思います。

一般的にプロジェクトは物件の相談から始まり、企画・設計そして建設へと流れ、リーシング・入居開始と流れていきます。
企画段階に入ると社内で４～８名程度のプロジェクトチームを作り、それぞれの観点からコンセプトやプランについて意見を出し合います。
その中でも一番重視するのは、既存物件における最新のリーシング状況、解約やクレームを含めた運営状況など、入居者からの意見です。最新の意見とこれまでの実績を重ね、収支を組み事業を推進します。

当社の特徴として、仕入れやテナントリーシングのみを行う営業に特化した部署は無く、企画営業として、他部署の力も借りながら、企画から運営までを一気通貫で行う仕組みとなっています。
収益不動産として重視するのは、長く安定的な収益を続けることであり、つくって終わり、貸して終わりの業務責任だと継続的な利益目線に欠ける為です。

このようなプロジェクト推進は、一貫して事業を組み立てる楽しみやスピード感がある一方、多様な部署との調整や知識が必要となる為、プロジェクトリーダーを育てるのに時間が掛かります。それゆえに、物件の量産が難しいというデメリットもあります。

物件をシリーズ化して、仕様も統一すればそのデメリットは解消できるかもしれませんが、不動産再生の場合、物件の素地自体も様々であり、オーナーにもそれぞれの個性や物件に対する想いがあるため、当社ではあえてシリーズ化せず、物件それぞれの名称を付け、デザインコンセプトやフロア構成、用途、オフィスの大きさなど、個別性を重視して手間を掛けて再生します。

その結果、多くのクリエイターやクリエイティブ企業に支持される、唯一無二の空間になっているのだと考えています。

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